こんにちは、タンバリンのイノウエです。
前置き
当ブログを読んでいる諸氏は、会議中に以下のような台詞を聞いたことがありますでしょうか。
「この件リスケしといて」だの、「この技術のフィジビリティをPoCして、危なそうだったらアズイズで進めよう」だの...
このような「他者への伝達性能」よりも「響きの良さ」に重きを置いたカタカナ語に日頃から辟易している筆者ですが、本記事では、これまでに出会った「オサレカタカナ語」をいくつか紹介しようと思います。
注意事項
本記事の内容は個人的な見解であり、また、使用者自体を否定することを目的とした記事ではありません。
忌むべき「オサレカタカナ語」たち
①オミット:除外する
出典:https://biz.trans-suite.jp/13147
②コンセンサス:合意を取る
出典:https://wa3.i-3-i.info/word13443.html
③マイルストーン:案件の全体図における中間地点などの一区切りとなる場所のこと
出典:https://backlog.com/ja/blog/what-is-milestone-in-project-management/
④フィジビリティ:実現可能性
出典:https://chewy.jp/businessmanner/3911/
⑤PoC:概念実証、技術検証
出典:https://www.softbank.jp/biz/future_stride/entry/technology/20200710/
⑤アズイズ:保証無しで
出典:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%82%BA/
⑥トピック:議題、テーマ:主題、サブジェクト:題目 サブジェクト>テーマ>トピックの様です。
出典:https://do-you-imi.net/topic/147/
⑦フィットギャップ:利用者の求めるものと製品の特徴の間の乖離を埋めるために検討すること
⑧ワイヤーフレーム:設計図
出典:https://nandemo-nobiru.com/web-5695
⑨ボトルネック:全体の能力や成果に影響する問題となる要因
出典:https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/43640
⑩リスケ:予定の再調整
出典:https://www.kaonavi.jp/dictionary/risuke/
最後に
日本語化することが難しい「話し手の意図」を聞き手に伝えるために用いる手段として、英単語を逃げ道とするのではなく、多少時間が掛かってでも日本語を噛み砕いて使用する方が、双方にとってより良い結果となります。
無闇によくわからないものを「響きの良さ」だけで使わずに、聞き手への伝わりやすさ(思いやり)を考える方が、組織を形成する一員として大事なことだと思います。
といったところで、トゥデイのアーティクルはこの辺りでエンドさせてプリーズ。シーユーアゲインです。