こんにちは、タンバリンの髙橋です。
ふりかえりの「感謝」(Appreciations)がとても良かったので紹介します。
「感謝」とは言葉の通り、チームメンバーがお互いに感謝し合う活動です。
- 言わなくても感謝の気持ちは伝わってるはず!
- ありがとうはいつも言ってる!
その感謝の気持ち、改めてお伝えしてみませんか?
実際に「感謝」のワークをやってみた時のやり方を紹介します。
実施の事前準備
- 道具を用意する:付箋、サインペン、模造紙やホワイトボード
- オンライン実施の場合は、使用ツールがあれば事前動作確認の依頼必須です。
- trelloやJamboard、miro、DropboxPaper、スプレッドシートなどお好みで。
- グラフィカルにやりたいか、議事録で二次利用したいか等を判断材料に。
- 参加者の招待、時間・場所の確保(5分〜30分くらい)
- 6人のチームメンバーで実施した時は、15分くらいでした
- 工程の終わりや、プロジェクトの終わりなど、区切りのタイミングのふりかえりと合わせてやってみる
実施
0. 案内
助けてくれたり、貢献してくれたり、問題を解決してくれたりしたメンバーに感謝します。 感謝はあくまで任意、強制ではありません。
1. デモンストレーション
「今回のふりかえり期間(リリース、プロジェクト)で、みんなの貢献に関して、お互いに感謝しあいましょう」と言い、デモンストレーションを行います。
相手の名前を呼んでから、 「◯◯さん、あなたの XXXX に私は感謝しています。ありがとう」と言います。
XXXX には、その人についてや、その人の行ったことを入れます。 自分に与えた影響について説明しても良いです。
2. お互いに感謝を述べる
じっくり考えて発言したい人もいますので、沈黙があっても、待ちます。
ファシリテーターは皆の発言を付箋にメモするのに徹し、 メンバーが発言に集中できるようにしたり、 付箋にメモをして発言していないメンバーを促したりします。
シールや絵文字を用意して「私もそう思う!」付箋に、どんどんマークをしていくのも 感謝の気持ちの表明になります。
3. クロージング
チームメンバー全員に対し「ありがとう」と言い合い、みんなで拍手して終わります。
効果
実際やってみて、メンバーの皆さんから「照れる」「嬉しい」という言葉がありました。 普段伝えているつもりでも、機会を設けて感謝を伝えることで より関係性が良くなり、意見相違があってもお互いに尊重しあえる効果があると言われています。
ぜひ、やってみてくださいね!