チームビルディングに効きそうな、「偏愛マップ」というワークショップをやってみた

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タンバリン松尾です。

最近、あるプロジェクトの立ち上げがありました。関わるメンバーは、社員・社外のパートナーさんを含め数十名。期間的にも弊社としては長めのもので、初対面という方も(パートナーさんを中心に)いらっしゃる状況。

  • 人数多い
  • 期間も長い
  • 初対面の方も何割かいる

という集まりです。

さて、そのプロジェクトのキックオフ・ミーティングで何かできないか、ちょっと考えまして。チームビルディングの助けになるようなことを、初期のうちにしておければなあ、と。

自己紹介のワークショップをやってみた

初対面で最初にやることといえば、自己紹介ですよね。そのへんすっ飛ばしていきなり業務の話に入っても、まあ、別に、入れはしますけど。「仕事ですから」って感じで。

ただ、長期間のチームとして業務を行う上ではどうでしょう。成果を上げるためには、ちょっとした困りごとや相談ごとを、気軽に話し合える状態が望ましいかと思います。

そこを単に、
「分からない点は気軽に質問しましょう、何でも早め早めに相談しましょう」
とだけ言ったところで、実際には難しそう…… 相手がどんな人か分からない、ほとんど話したこともない、という状況だと、気軽な質問っていうのもやりにくいんじゃないかなと。最初のうちは、心理的な障壁が大きいはず。

そのあたりのハードルを下げるために、チーム内でどんどん雑談していこうぜ、みたいな話もありますね。ソニックガーデン倉貫さんの書籍「ザッソウ」や、よなよなエールのヤッホーブルーイングさんの講演など。

business.nikkei.com

なので、今回のプロジェクト立ち上げのタイミングでも、何かしら雑談というか、相手の人となりを知れるような機会を作れないかなと考えました。実施したのは、自己紹介のためのワークショップ 偏愛マップというものです。

偏愛マップとは?

自分の大好きなものを紙に列挙して、それを見せ合う、というワークショップです。「偏愛」というだけあって、偏っててもマニアックでも全然問題なし。ひたすら自分の偏ったLOVE を集めて、それを見ながら話し合います。

  • 人となりを早いうちに知られる
  • 意外な一面が見られる
  • 意外な共通点を見つけられる

ということで、このワークを選んでみました。

偏愛マップ」で画像検索すると、具体例がたくさん出ますのでイメージしやすいかと思います。

www.google.com

書籍も出ています。

実際にやってみた

というわけでキックオフ・ミーティングにて。

ワークショップの導入用スライドを用意して、このワークをやる主旨や具体例・進め方を最初に紹介しました。

方法としては、事前に参加者にマップを書いて持ってきてもらうというやり方もあるのですが、今回は別のパターンで。

全員が揃った状態で、このワークショップの主旨などを説明したうえで、その後実際に紙に書いてもらうことにしました。説明が終わったら、各自がもくもくと偏愛マップを作っていきます。

書き上がったら、ペアを組んでマップを見せあい、会話する時間を取りました。グループに分かれて話すことも考えたのですが、複数人だと喋る人が一部に偏る問題が出そうなので、最初はマンツーマンで。この時点で半数の人が話し出すことになるので、一気ににぎやかさ、盛り上がり感が出ます。

続いて、実際に一緒に業務をするチームに分かれて、グループで会話。

あるチームは、5人中4人が麻婆豆腐大好きとか、出身地や好きな音楽の趣味など、意外性のある共通項で盛り上がりました。

やってみた感想

メリットけっこうあったように思います

  • シンプル
    • いや、とにかくルールが簡単で、やりやすかったですね
  • ポジティブ
    • 「大好きなもの」がベースなので、とてもポジティブです、LOVEな話しか出ない
  • 初対面同士でも、会話のきっかけができる
    • 予想以上に共通点が見つかったりするものでした。実際、ワークショップ中の会話はすごく盛り上がりました
  • この先も、話しかけやすくなりそうな気配がでた
    • 参加者からは、「この時間内じゃ話し足りなかった!」みたいな声もありました

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所感

偏愛マップは、いわゆる「キックオフ飲み会」的なもので期待する効果に近いのかなと思います。早めに打ち解けやすくなろうぜ、というような。それを 30分〜程度でライトにできる点で良いなと感じました。

あくまでこれは、きっかけ作りまでのワークショップとも思います。それ以上の成果、実際の業務に直接つながるようなことを求めるのは、このワークだけではちょっと違いそうですね。アイスブレイク部分を担うという感じかな。

個人的には、今後も適した場面で使っていきたいワークショップだと思いました。単純だし楽しいし。チームに新しいメンバーが入ったタイミングでやるとかも良さそう。